運動すると食欲は暴走する
健康のためや、ダイエットのために運動している人は多いと思います。でもその運動が原因で過食になっているかもしれません。運動した後に無性に何か食べたくなることってありませんか。
痩せるためや体型維持のために運動しているのが、かえって逆効果になってしまうという研究を紹介します。運動といってもスローペースなウォーキングや少し息が上がるくらいのランニング、マシンで体を鍛える筋トレなどいろんな種類があります。
運動後に甘いものが食べたくなる欲望は、男性と比べて明らかに女性の方が高くなります。性別を問わず、ウォーキングやランニングなどの有酸素運動では食欲を抑えることができません。
しかし、男性の場合のみ筋トレをすることで甘いものへの欲求を抑えることができます。女性は残念なことに筋トレをしても変化がみられません。ちなみに、筋トレを含むすべての運動をした後は、運動していない人よりも食べ物に対する欲求が高くなってしまいます。
運動をすることでエネルギーを消費すので、その分のカロリーを補填しようとして食欲がわいてきてしまします。特に女性はどんな種類の運動をしても、甘いものを食べたくなってしまうので、我慢するのに大変な苦労をすることになります。
頑張って運動しても、食べてしまっては意味がありません。運動して痩せようと思っている人は、相当な覚悟が必要ですね。
参考文献
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0195666317306724?via%3Dihub