ジャンクフードの欲求はタンパク質で抑える
ピザやハンバーガー、スナック菓子にスイーツなどのいわゆるジャンクフートは美味しいですよね。今ではコンビニやファストフード店などが24時間営業で、いつでも手軽にジャンクフートが手に入ります。
海外ではジャンクフードのことを超加工食品なんて呼ばれています。この美味しい超加工食品は、食事から得るカロリーの内50%以上にもなると言われています。簡単に食せて便利な超加工食品ですが、どうしても高カロリーで栄養バランスに偏りがでてしまいます。
脂質や炭水化物が豊富に含まれるのに対して、タンパク質はほとんど含まれないことが多いです。日常的に超加工食品を食べていると、自然と高カロリーで低タンパク質な食事になってしまいます。
高カロリーで低タンパク質な食事は肥満の原因になってしまうので、いかにジャンクな食べ物を減らすかは肥満対策としては大事な要因になります。そこで、超加工食品の摂取量を減らすには、タンパク質の摂取量を高めればいいのではないかという研究を紹介します。
アメリカ人の超加工食品の摂取量とタンパク質の摂取量の関係性を調べた結果、食事に含まれるタンパク質の量が多いほど、超加工食品を食べる量が減っていました。また、超加工食品を多く食べる人はより多くのカロリーを摂取していましたが、タンパク質の摂取量自体は増えていませんでした。
つまりは、必要量のタンパク質を求めて、低タンパク質で高カロリーな食品を過剰に食べてしまうのです。
調理が面倒な人でもプロテインやサラダチキンを活用すれば、簡単にタンパク質を補給できます。ジャンクフードを食べ過ぎて太ってしまった人は、ダイエットの入り口としてタンパク質を多めに摂取するのがいいかもしれませんね。
参考文献